私たちは毎日、誰かの「同意」を得ながら暮らしています。例えば誰かと一緒に行動するときには、自然と相手が何をしたいのか考えながら行動しているでしょう。でも中には、相手がただ気を遣って調子を合わせているだけ、ということがあるかもしれません。相手の意思をはっきり確認しないと、知らないうちに相手を傷つけてしまうかもしれません。
だからこそ、「相手が『NO』と言わないから同意」ではなく、「はっきりと『OK』があって、はじめて同意」と考えなければいけません。この意思表示を、今後「積極的な同意」と呼びます。
同意に反する行為にあってしまった場合、あなたは自己嫌悪に駆られたり、戸惑ってしまうことでしょう。
被害の度合いによって取るステップは変わりますが、まずは以下を試すと良いかもしれません。
日本の刑法第177条では、13歳以上の人に対し、暴力や脅迫に晒されたうえで性行為に至ると、性暴力(レイプ)として「強制性交等罪」が成立する場合があります。しかし、そのためには、実際に「同意がなかった」ことを法的に証明することが必要です。
もしもあなたが受けた被害が深刻で、一人では解決できない時、もしくは、誰かの助けが必要な時は、以下の相談先が、あなたの頼りになります。
日本には現在、いくつもの支援団体や組織があります。あなたが必要なサポートを受けるとともに、場合によっては加害者に対して必要な措置が取られる必要があります。一人ではないことを決して忘れないでください。
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